検査課

職員構成

  • 常勤職員 臨床検査技師    9名
  • 非常勤職員 臨床検査技師 6名
  • 認定一般検査技師      2名
  • 認定心電検査技師      1名
  • 緊急臨床検査士       4名
  • 二級臨床検査士(血液学)  2名
  • 二級臨床検査士(免疫血清学)1名
  • 二級臨床検査士(微生物学) 1名

機器紹介

使用機器 使用機器メーカー
生化学検査 TBA-c16000 Canonメディカル
免疫学検査 アーキテクトi2000SR アボットジャパン
血液検査 XN-3000 シスメックス
血液標本作成 SP-10 シスメックス
凝固検査 CA650 シスメックス
血糖・尿糖定量検査 GA08Ⅲ A&T
HbA1c検査 HLC723G11 東ソー
尿定性検査 US-2200 栄研化学
尿沈渣検査 UF-1000i シスメックス
便潜血 OC-SENSOR PLEDIA 栄研化学
心電図検査 FCP-8600 フクダ電子
聴力検査 AA-K1A リオン
眼底検査 CR-2 AF Canon
※生化学・免疫検査は茶色キャップの採血管を使用します。 ※血液検査は紫色キャップの採血管を使用します。 ※凝固検査は黒色キャップの採血管を使用します。 ※血糖・HbA1cは灰色キャップの採血管を使用します。 ※尿検査は白色キャップの滅菌容器を使用します。 (当検査課ではテルモ社の採血管を使用しています。)
【生化学:TBA-c16000】
総蛋白 アルブミン AST(GOT) ALT(GPT)
LD(LDH) ALP γ-GT(γ-GTP)
コリンエステラーゼ CK(CPK) アミラーゼ LAP
総ビリルビン 間接ビリルビン 総コレステロール
HDL-C LDL-C 中性脂肪 尿素窒素
クレアチニン 尿酸 ナトリウム クロール
カリウム カルシウム 無機リン 血清鉄
総鉄結合能(TIBC) 不飽和鉄結合能(UIBC)
CRP 定量 リウマチ因子(RF) 梅毒RPR   |    梅毒TP
尿蛋白定量 食塩摂取量 尿中クレアチニン定量
赤字はJSCC標準化対応項目です。
【免疫:アーキテクトi2000SR】
HBs抗原 HBs抗体 HCV 抗体
CEA AFP 定量 PSA CA19-9
CA125 TSH FT3 FT4
インスリン
【血液検査:XN-3000】【血液像標本作製:SP-10】
白血球数 赤血球数 ヘモグロビン ヘマトクリット MCV
MCH MCHC RDW 血小板 MPV
網赤血球数
好中球 リンパ球 単球 好塩基球 好酸球
※血液像は目視検査も実施しています。
【凝固検査:CA650】
プロトロンビン時間(PT 秒・PT%・PT-INR)
活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
フィブリノーゲン定量
【糖代謝:GA08Ⅲ】
血糖 尿糖定量
【糖代謝:HLC-723G11】
ヘモグロビン A1c
【尿定性検査:US-2200】
比重 pH 蛋白定性 糖定性
潜血反応 ウロビリノーゲン定性 ケトン体定性
ビリルビン定性 亜硝酸塩定性
【尿沈渣:UF-1000i】
赤血球 白血球 扁平上皮 細菌
結晶成分 上皮細胞 円柱
※目視検査も実施しています。
【糞便検査:OC-SENSOR PLEDIA】
便中人ヘモグロビン
【心電図検査:FCP-8600】
心電図
【聴力検査:AA-K1A】
聴力
【眼底検査:CR-2 AF】
眼底写真

検査項目の説明

当センターでは、尿検査・便検査・血液検査・生化学検査・免疫検査を実施しております。各検査でどんな事がわかるのかまとめました。ご自身の健康状態を知る上での参考にしていただければと思います。
尿・糞便一般検査
検査項目 説明
尿 検 査 尿 定 性 比重 尿が濃縮や希釈されていないか確認します。
pH 尿が酸性かアルカリ性かをみます。
蛋白定性 陽性の場合、腎機能障害・尿路感染症等が疑われますが、病気でなくても激しい運動の後や 発熱などで陽性になることがあります。
糖定性 糖尿病の指標の一つで、陽性の場合、糖尿病や膵炎、甲状腺機能障害等も疑われます。
ウロビリノーゲン定性 陽性の場合、肝障害や溶血性貧血が疑われますが肉食・疲労・便秘などでも増加することが あります。健常人でも少量は尿中に排泄されます。
潜血反応 尿中に血液がでていないか調べます。陽性の場合、尿路系からの出血(炎症、結石、腫瘍等) が疑われますが、女性では月経時の出血の混入も考えられます。
ケトン体定性 生体内での糖の利用障害、絶食、飢餓、代謝亢進などによる脂肪の分解亢進により増加しま す。
ビリルビン定性 陽性の場合、黄疸を伴う肝・胆道疾患などが疑われます。
亜硝酸塩定性 陽性の場合、尿路感染症の疑いがあります。
尿 沈 渣 赤血球 腎および尿路系の出血疾患が疑われます。
白血球 尿路の炎症疾患(腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎など)の場合に多数でます。
扁平上皮細胞 細菌感染などによる尿道炎や尿路結石症などで多数でます。
その他沈渣成分
尿 定 量 蛋白定量 陽性の場合、腎機能障害・尿路感染症等が疑われますが、病気でなくても激しい運動の後や 発熱などで高くなることがあります。
尿糖定量 糖尿病の指標の一つで、陽性の場合、糖尿病や膵炎、甲状腺機能障害等も疑われます。
糞便検査 便中ヒトヘモグロビン 大腸や肛門の出血に反応し、陽性の場合、大腸のがんやポリープが疑われます。
血液学的検査
検査項目 説明
末 梢 血 液 一 般 検 査 末 梢 血 球 計 数 検 査 白血球数 感染症や血液・造血器疾患などで増減します。また、外傷がある場合やストレス、風邪などでも上昇します。
赤血球数 赤血球は血液を構成する主成分で、体の組織細胞に酸素を運び、不要になった二酸化炭素を 運び出す働きをしています。低値の場合、生理出血の増加や鉄分不足等、貧血が疑われます。
ヘモグロビン 赤血球の中にあって、酸素と二酸化炭素を運ぶ機能を持ちます。低い場合は貧血を疑います。
ヘマトクリット 血液全体に対して赤血球等が占める割合を調べます。低い場合は貧血などを、高い場合は多 血症や脱水症状などを疑います。
MCV 赤血球の平均容積です。貧血の鑑別に使います。
MCH 赤血球のヘモグロビンの含量です。貧血の鑑別に使います。
MCHC 赤血球のヘモグロビンの濃度です。貧血の鑑別に使います。
RDW 赤血球の分布幅。赤血球の大小不同をみます。
血小板数 血液を固める作用を持つ血液成分で、少ない場合は出血傾向が出現し、多すぎる場合は血栓 の原因となり得ます。
MPV 血小板の平均容積です。血小板の大きさの平均をみます。
網赤血球数 赤血球の産生の状態をみます。貧血の診断にも使われます。
血 液 像 Mbl. 各血球の形態を観察することにより、白血病などの血液疾患の他、細菌感染症や貧血など造血機能や免疫力など全身状態評価に使われます。
Promye.
Myelo.
Meta.
Stab.
Seg.
NEUTRO.
Eosino.
Baso.
Mono
Lymph.
Atyp.Lymph.
EBL
凝固検査 プロトロンビン時間(秒) 出血傾向の診断や肝における蛋白合成能の指標に用いられ、肝硬変やビタミンK欠乏等でも 延長します。
プロトロンビン時間(%) プロトロンビン時間(秒)と同様の意義があり、正常秒数をもとに検量線を引き活性(%)に換算したもので秒数が延長するほど値が低くなります。
プロトロンビン時間(INR) 凝固時間は試薬や装置によって値にバラツキが生じることより、それらの施設間差をなくすために考案されたものです。、経口抗凝固薬(ワーファリン)治療のモニタリング等に利用されています。
活性化部分トロンボプラスチン時間 出血傾向の診断、血栓傾向の診断に用いられます。
フィブリノーゲン定量 肝実質細胞で産生されるので、肝機能障害により低下します。
生化学的検査(Ⅰ)
検査項目 説明
生化学 検査 総蛋白 血清中の蛋白質の総量です。全身状態の把握、疾患のスクリーニング、疾患診断の指標とし て測定されます。高値は、慢性肝炎や肝硬変、骨髄腫等、低値は栄養不良等が疑われます。
アルブミン アルブミンは蛋白質の一種で、肝臓でアミノ酸から合成されます。総蛋白と同様の原因で低下 します。
AST(GOT) 心筋、肝臓、骨格筋などに含まれている酵素で、これらの組織に障害があると血液中に漏れ 出てくるので高値となり、病気を知る手掛りとなります。
ALT(GPT) 特に肝臓に多く含まれている酵素で、肝疾患の発見に役立ちます。
LDH ほとんどすべての細胞に存在し、細胞の傷害時に血中に出現します。
ALP 肝胆道系の疾患をはじめ、骨疾患、妊娠等で高値となります。小児の場合は生理的に高く、成人の基準範囲上限の2~3倍になります。
LAP 肝胆道系閉塞性疾患、肝細胞障害等の異常をみるための検査です。
γ -GTP アルコールの影響を受けやすいので、飲酒による肝機能障害をチェックするのに役立ちます。また、過栄養性脂肪肝も反映します。
CHE 肝疾患における代謝機能、栄養状態、薬物・毒物による酵素阻害の判定などに使用されま す。脂肪肝で高くなることもあります。
CK 生体内のエネルギー代謝においてエネルギー供給の役割を有します。筋に非常に特異性が高いので筋特異的マーカーとして位置づけられます。
血清アミラーゼ 膵臓や唾液腺の疾患が疑われる場合に測定されます。
総ビリルビン 黄疸の程度と種類をみる検査です。直接ビリルビンと間接ビリルビンの総和です。
直接ビリルビン 肝・胆道系疾患で閉塞ある際に上昇します。
総コレステロール 組織の細胞膜成分やホルモンの合成に欠かせない大切なものですが、多過ぎると動脈硬化の原因となり、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こします。
HDLコレステロール 『善玉コレステロール』とも呼ばれ、血管壁に蓄積したコレステロールを排除する働きを持って います。動脈硬化を抑制します。低値の場合、心筋梗塞や脳梗塞を誘発します。
LDLコレステロール 本来は、人体に必要なコレステロールを末梢組織に運ぶ働きをしています。増えすぎると動脈硬化を促進します。『悪玉コレステロール』とも呼ばれます。
中性脂肪 エネルギー源として消費されるものですが、多くなると皮下脂肪・内臓脂肪として蓄えられま す。脂肪肝、糖尿病で高くなり、動脈硬化、心臓病の引き金になります。
尿素窒素 腎機能の指標として広く利用されています。
クレアチニン 糸球体で濾過され尿中に排泄されるので、血中に多く出現する場合は、十分に濾過されてい ないことを意味しています。高値の場合、腎機能障害が疑われます。
尿酸 関節炎、尿路結石の疑い、腎機能障害がある場合、血液疾患の化学療法を行う際に測定され ます。高値が持続すると一部が結晶化し、関節にたまり、痛風になることがあります。
ナトリウム 体液中のイオン濃度を測定し、バランスの崩れを調べて体内の状態を診断します。高値の場合、脱水やNa過剰、内分泌異常、低値の場合、水分過剰やNa欠乏が考えられます。
クロール 体液中のイオン濃度を測定し、バランスの崩れを調べて体内の状態を診断します。高値の場合、輸液過剰等、低値の場合、嘔吐等が考えられます。
カリウム 体液中のイオン濃度を測定し、バランスの崩れを調べて体内の状態を診断します。高値の場合、腎機能障害等、低値の場合、K摂取不足や喪失等が考えられます。
カルシウム 副甲状腺機能異常や骨疾患を調べる際に検査されます。
無機リン 内分泌疾患や骨代謝を調べる検査です。
血清鉄 血液中の赤血球内にヘモグロビンの構成成分として含まれています。
総鉄結合能 血清鉄値に、血液が更に鉄と結合する量を加えたもので鉄欠乏では、TIBCは高値となります。鉄代謝に異常をきたす疾患や病態の変化を反映する検査です。
不飽和鉄結合能 鉄代謝に異常をきたす疾患や病態の変化を反映する検査です。
糖代謝 検査 血糖 血液中のブドウ糖のことで、空腹時110以上の時は糖尿病の疑いがあります。
ヘモグロビンA1c(NGSP) ヘモグロビンと糖が結合したもので、1~2ヶ月前の平均血糖値を反映しており採血時の食事 に影響されません。糖尿病のコントロールの指標となります。国際的に一番使用されており、平成24年度より国際標準化への対応として採用されました。
インスリン 血中のブドウ糖の濃度を調節する働きがあります。
生化学的検査(Ⅱ)
検査項目 説明
腫瘍 マーカー 検査 CEA 消化管の悪性腫瘍を中心に、もっとも汎用的に用いられる血中腫瘍 マーカーです。良性疾患でも基準値を超えることがあります。喫煙者は、高くなることがあります。
AFP定量 肝細胞癌で上昇する、血清腫瘍マーカーです。肝炎 や肝硬変でも軽度~中等度に上昇をします。
CA19-9 膵癌、胆道癌をはじめとする各種消化器癌で上昇する血中腫瘍マーカーです。卵巣腫瘍など 婦人科系の悪性疾患や慢性膵炎、良性肝疾患でもある程度の陽性率を認めます。
PSA 前立腺癌の診断と経過観察に非常に重要な腫瘍マーカーです。
CA125 主に卵巣癌に有効な血中腫瘍マーカーです。子宮内膜症と子宮筋腫の鑑別に も用いられます。また、線維腫などの良性卵巣腫瘍や子宮内膜症などでも高い陽性率を示します。
甲状腺機能 検査 TSH 甲状腺機能亢進症と低下症の診断にきわめて重要です。
FT3 甲状腺ホルモンの一種です。甲状腺機能異常が疑われる場合には、TSH、FT3、FT4を測定 し、各種甲状腺疾患の診断や治療の指標とします。
FT4 甲状腺ホルモンの一種です。甲状腺機能異常が疑われる場合には、TSH、FT3、FT4を測定 し、各種甲状腺疾患の診断や治療の指標とします。
免疫検査
検査項目 説明
免疫 検査 CRP定量 炎症や組織の障害によって上昇します。細菌感染症では、比較的高値にウイルス性感染症で はそれほど高値にはなりません。
リウマチ因子 関節リウマチ患者の70~80%で陽性となりますが、他の膠原病等でも陽性となります。また、 健常者でも数%の陽性者がいます。
寒冷凝集反応 自己免疫性溶血性貧血の鑑別診断等に用いられる。また、高値の場合、マイコプラズマ感染 や伝染性単核症等の疑いがあります。
梅毒RPR 梅毒感染の検査で他の梅毒検査と合わせて診断を行います。生物学的偽陽性となる場合があります。あくまでも臨床診断が優先であり、血清学的検査は補助診断です。
梅毒TP 梅毒感染の検査で他の梅毒検査と合わせて診断を行います。生物学的偽陽性となる場合があります。あくまでも臨床診断が優先であり、血清学的検査は補助診断です。
HBs抗原 B型肝炎ウイルスの感染の有無を調べます。
HBs抗体 HBs抗原に対する抗体で、陽性の場合は過去にB型肝炎ウイルスに感染したことがあることを意味します。
HCV抗体 C型肝炎ウイルスに現在または過去の感染の有無を調べます。